50の手習い

放送大学・大人バレエ・語学学習を中心とした徒然日記

バレエのための体づくり

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」

 

バレエのための体づくりをしています。

私の場合は

  • レッスンに耐えられるだけの体力をつける
  • 身体の歪みを解消する
  • 体幹を鍛える
  • 柔軟性を高める

 

この4つです。

バレエは見た目よりかなりしんどい身体運動です。バーレッスンがしんどくなければ、おそらく正しく行えていない証拠です。

 

想えば子供の頃、「夢のバレリーナという本に夢中でしたわ。

舞台はアメリカ、ニューヨーク。時代はおそらく第二次世界大戦後の1950~1960年代。比較的貧しい家庭に育ったグローリアが挫折を乗り越えバレリーナとしてはばたいていく・・という一見よくあるサクセスストーリーなのですが、物語の背景が詳細に描かれいて、その頃のアメリカ人女子が中学を卒業して高校へ進学か、グローリアのように家計を支えるために就職するかの選択をする様子や、もちろん日本のように集団就職のような奴隷制度的ものもないようなので自分ひとりの足で仕事を探していく姿。バレエスタジオにお抱え運転手付きでやってくるアップタウン住まいのお嬢様のサラがいたり、グローリアのバレエの恩師とグローリアを応援してくれているピアニストの先生はともにロシアからの亡命者。そして印象的だったのは「バレエはお金がかかるからやめてほしい」と小言を言っていたグローリアの母親はかつてピアニストを目指して留学し、挫折していたこと。その時代のニューヨークに生きる人々の人生を少しだけ垣間見れたような気がして子供心にわくわくした思い出があります。

 

それにしても16歳の女の子がオーディションに合格してすぐに舞台に立ててお給料がいいただける、とはさすがですな。日本じゃ今だに自腹切って踊ってますよ、大半のプロと呼ばれるダンサーたちが。