20年ぶりに買いました。
先日のレッスンでどうやらトウシューズを潰してしまったようなので、久しぶりに買いに出かけました。20年経って足も劣化したし(-。-)y-゜゜゜、以前の好みとは変わっているかもしれないし、新しいものも気になるし~など色々考えながら。
トウシューズジプシーされている方は多いと思うので、共有の意味も込めて私のトウシューズジプシー歴をここに記録しておきたいと思います。
足の形状:エジプト型
普段の靴:23-23.5cm
実寸:左22.5cm,周囲20.3cm、右21.8cm 周囲19.8cm
*左足 外反母趾あり
【外国製】グリシコ(フェッテ)4X,4XX、メルレ(リングトン)、ブロック(シュープリマ)、
サンシャ(リサイタル)7W、カペジオ(オデット)、フリード(レザーインソール)、
ルスバル、Rクラス
【高リピート】グリシコ(フェッテ)、アビニヨン
今回購入したのが、SANSHAのPRO-IP 。新製品のようです。SANSHAは以前リサイタルを履いていました。軽さと耐久性、静音(トウシューズ独特のカツカツ音がしない)が魅力でした。外国製には珍しい、リボンやかかとゴム、シューズ袋までついてくるという至れり尽くせりぶり。それに他の外国製と比べるとお手頃。ただ、当時は完全に乗り切っている自信がイマイチなかったので、しだいにグリシコのフェッテに戻っていっていたのですが、今回フィッティングしてみて「いけるかも(*'▽')」という感触を得たのでチャレンジすることにしました。
もう一足購入しました。はじめてのトウシューズだったシルビアのサテントップ。あの頃、はじめてでも全く問題なくきっちり立てていたので、その感覚を思い出すため。じつはアビニヨンにするつもりだったのですが、柔らかすぎて足の訓練にはならないと思い(すぐ潰れてしまうので)こちらとSANSHAにしました。
アビニヨンはいいトウシューズを作っていますが、本番向けかも。名物おじさんにフィッテイングしていただいた思い出があります。お元気かしら。
プラットフォームの大きさにかなり違いがありますがどちらも好みなんですね~。
SANSHAのプラットフォームが糸でかがってありますが、同じ型番でもこのような仕様で売られているものといないものとあるようです。今回はミルバで購入しましたが、かがられているものでした。これがあるとないとでは大違い。ありがたかった。
SANSHAの方を横から見るとこんな感じです。平たいボックスです。硬さはそれなりにありますが、上から手で押せば広がる程度なので硬いロシア製と比べるとだいぶ加工が楽でした。足馴染みがよく、いい感じ♫が長続きがここのトウシューズの特徴なのではないかと勝手に思っています。
シルビアのトウシューズの中でサテントップはネオチェリーの次に柔らかくて軽く、人によっては加工しなくてもそのままでいける優しいシューズです。私的にはプラットフォームが少し小さいことが気になっています。好みですけどね。ボックスはふっくらとしたカーブを描いています。
シルビアでフィッテイングをした時、お店の方からマイセシオンを勧められたのですが、立った時の重心が掴みづらい感覚があって結局、サテントップにしました。(お姉さんごめんなさい)
【トウシューズのほぐし、慣らし、加工について】
大人からバレエを始めて、はじめてのトウシューズを履く許可が下りても先生は加工の仕方を教えてくれませんでした。今思えば、先生が加工の必要のないアビニヨンしか履いていなかったからなのかも。ということで当時加工はしてはいけないのだと思っておりました。ムリです、加工なしでは立てません、もちろん踊れません。
Youtubeで様々な方が加工の仕方を教えてくださいますが、私個人的にはこちらの動画が「ザ・ベスト・オブ・トウシューズ加工」と確信しております。
Ballet Yoga チャンネルより
というわけで20年ぶりにトウシューズを探しに出かけ、結局最初の出会いだったシルビアとこれからの自分に合いそうなSANSHAの2足にお世話になります。
トウシューズ選びはほんとうに大変ですし、できれば自分に合ったものを長く履き続けたいものです。しかし、トウシューズジプシーも悪くないかも、と思いました。これもバレエと付き合う上での楽しみだと思うので。