50の手習い

放送大学・大人バレエ・語学学習を中心とした徒然日記

次回はひとりで食べたい「赤福」

今週のお題「あんこ」

 

五十鈴川を眺めながらの赤福

 

赤福の思い出は2回。実際に本店で食べたのは母と。約9年前のことです。

本店の縁側で五十鈴川を眺めながらの赤福とほうじ茶、幸せな時間でした。

 

実はこの時のお伊勢参りひとりでのんびり行くつもりが、うっかり母の前で話してしまい「私も連れてって~」からの面倒な珍道中になりました。

 

母が旅行をするときは大抵グループで車を借り切り、宿は高級宿、旅の工程を仕切ってくれる人がいる至れり尽くせり旅なのですが、私はリュック一つの公共交通機関しか使わない節約モード、宿は鳥羽の高級ホテル等ではないので、その辺りのギャップを彼女に伝えました。・・・それでもおぬしは行きたいかい❔と。「あなたに合わせるから」と言ってきかない。さらに出発の直前に母は腰痛を訴えたため、キャンセルしようかと持ち掛けても「行く」ときかず、2泊3日の間ずーっと荷物持ちとほぼ介護状態。その他、宿が気に入らないだの、電車に飽きただの、もう大変(*´Д`)しまいには喧嘩にまで発展。そして彼女の捨て台詞が「〇〇〇(妹)は何でも言うこと聞いてくれる」と。

 

帰宅後、妹にこの話をすると「あの人(母)は拗ねると面倒だから言うことは聞いてあげるようにしているの」と優等生解答。私は逆に「あの手のワガママは許してはいけない。あの人を甘やかすのはもうやめよ」と反論。亡き父がよく私に家族の旅行計画作成を持ち掛けてきた理由がわかった。とにかく旅の途中でわがままを言い出せないようにあれこれ詰め込んで「問答無用!」状態にする必要があったから。ハッキリ言ってやればよかったのに、父よ。

 

母にとっては小学校の卒業旅行がお伊勢さんということで、もう一度行きたいという願いを叶えさせたのでこれでよしとしました。次回はひとりでのんびりお伊勢さんで赤福を堪能したい。ごめん、親孝行はもう十分だと思っている親不孝な娘です(*'▽')