50の手習い

放送大学・大人バレエ・語学学習を中心とした徒然日記

2023年1学期振り返り◎ほぼ面接授業

放送大学で一番難しいことは「面接授業の抽選に当たること」なのかもしれない。コロナ渦で約3年近く面接授業を控えて放送授業に集中していたおかげで、残された面接授業の当選の難しいこと。心理と教育コースで学んでいるけれど、コロナ渦前から心理学実験の抽選に外れまくり、今では「心理学」から心がすっかり離れてしまった。今学期は7科目申し込み中、4科目当選。越境しての授業がほとんどだったけれど、授業がなければ訪れることのない場所に行けただけでもいい経験だった。どの年代の方も勉強熱心で出会うたびに驚かされる。

 

放送授業

◎遠隔学習のためのパソコン活用

今後誰かに説明できるようにするために選択。

 

面接授業

◎言語・コミュニケーション障害(神奈川)

担当講師である牧野泰美先生の「この授業は言語・コミュニケーションに障害のある人たちについてより多くの人に知ってもらうための活動だと思ってやっています。」という内容のお言葉がいまも心に残っています。指定教科書はなしでした。当日、プリント配布。8時限後、レポート提出。

 

◎ロシア語の初歩・会話編(渋谷)ZOOM

教科書は指定のものがあり、事前購入が必須でした。教科書以外のテキストは授業日の約1週間前までに自宅に届きました。会話編ですが、ZOOMのホワイトボード機能等を使って文字も書きます。活字体のみ。発音、イントネーションをみっちり、簡単な会話まで行いました。2週に分けて授業があり、2週目までにアルファベットの読み書きをマスターするようにと宿題が出されます。試験は筆記、指定の日までに渋谷学習センターに送付。

 

◎ロシア語の初歩・文字と発音編(千葉)

指定教科書はなし。当日にプリントが配られました。ロシア、ロシア語に関するイントロダクションから始まり、発音とイントネーションを中心に細かい指導。文字も書きましたし、先生のご専門であるロシア文学の紹介、間にチェブラーシカや厳冬のバイカル湖を訪問した芸能人の出演した番組などを織り交ぜながらのあっという間の2日間でした。試験は筆記。

 

バロック舞曲を踊ろう(千葉)

午後2コマ×4日間。この季節、体を動かすとなると1日2コマが限界だと思う。

バロック舞曲を踊ると聞いて浮かんできたのが、フランス革命前までの貴族文化、宮廷舞踏会、ルイ16世の妻となったオーストリア皇女、マリー・アントワネットはフランス語のレッスン嫌いだったが、ダンスのレッスンは大の得意だった、、等々。

主にバロックダンスのステップと舞踏譜についてを浜中康子先生、太陽王ルイ14世時代の宮廷文化、宮廷音楽を支えた楽器の歴史、ヴァイオリン伴奏を伊藤誠先生が担当。最初から最後までパワフルな浜中先生の熱血指導にはシビレマシタ。そして伊藤先生のヴァイオリンの生演奏の中でステップを踏むという贅沢な時間。貴重な経験でした。

 

先生方の活動から感じたこと。『ひとつのことを極める』だけでなく、それ以上のことを、それも歴史の奥深くに仕舞いこまれているものを掘り起こし、生き返らせて、現代に生きる人たちに広めていくという、途方もないことをつづけてらっしゃる先生たち。凄いとしか言いようがない。

☆靴底の柔らかいシューズを準備する必要があるのですが、スニーカーなどの靴底がゴムの靴はこのダンスには不向きです。バレエシューズ、ギリシアンサンダル等がお勧めです。バレエシューズは楽天等で1000円位から購入できます。

 

6,7月と連続の千葉学習センターでの越境学習はちょっとした旅感覚と発見がありました。放送大学の本拠地に行けたことが大きいのかもしれないけれど、今更ながら自分は学生なんだと実感できたのは何より嬉しかった。

 

ギリシアンサンダルとバレエシューズ