言いたいことはこちらの動画で全て語られているのでご紹介。
そうなのよ、バレエでも野球でも何でも同じこと(-_-)
行列のできるバレエスタジオチャンネルよりお借りしました
先日、現在のメインスタジオでクラスメイトさんに色々質問された後、なぜ複数のスタジオでレッスンしてきたのか聞かれたのね。彼女にとってそのスタジオは初めてのスタジオなんだそうで、思わず、「私もそうありたかった( ;∀;)」と答えちゃった。一か所で済んでいたら、こんなに苦労は要らなかったって話。
◎教えることに向いていない教師から習うほどムダなことはない◎
かつて若かりし頃、ご指導いただいた先生は5名。そのうち教えに向いていないと私なりに感じたのは4名。残るひとりは子どもの指導には向いているように感じたけれど、大人向けには熱心ではなかったです。
有名どころのバレエ団でバリバリご活躍だった先生方もいましたが、一部の生徒以外は放置プレイだったり、気分で指導したりが目立ち、発表会のリハーサルで「これが日頃のレッスンの成果か・・(;・∀・)」とよくない意味で驚かされたこともありました。
◎国家資格よりバレエ団の格を要求していた某スタジオ◎
かれこれ20数年前の話ですが、知り合いのバレエ教師(ロシアのバレエ学校で教師をしていた方。)の就活を手伝っていた時のこと。彼女は地方のバレエ団に所属しながら芸術大学を卒業し、ワガノワメソッドのバレエ教師の国家資格を取得し、若くして怪我により退団したのちは国立の舞踊学校で教えていた経歴を持っている人でした。そしてある日、某有名メーカーのスタジオに打診しました。何て返ってきたと思いますか?
あなたはボリショイやマリインスキーでソリスト以上だったのですか?どのような作品の何役を踊ってきたのですか?著名なコンクールでの受賞歴はありますか?ちなみに現在、当スタジオでは女性教師は募集しておりません。当社のスタジオは若い独身女性とその上の主婦層がターゲットですので、男性教師を主に採用しています。
彼女より私の方が怒ってましたね (-_-メ) 女をバカにしすぎ。ホストクラブかい?!
彼女はひとこと、
教えることとバレエ団で何を踊っていたか
なんて全く別のことなのに。
何だかどこぞの終身名誉監督や結果を出せないサッカー選手らがチヤホヤされるみたいな話。じつにくだらない。
その後、超大手エンターテイメント企業に彼女はめでたく採用されました。彼女の経歴は高く評価されました。面接の通訳として誇らしかったです。
◎誰でも教えられるからこその舞踊歴なのか◎
日本ではバレエ教師になるための資格試験などはありませんので、誰でも教師になることはできます。だからこそ、他者との差別化に必要なのは「舞踊歴」や「受賞歴」なのかもしれません。もちろん、その先生の受賞歴、舞踊歴は立派な結果だとは思います。でも、先生が踊れることとまっさらな人間を教えることとでは別の話だと思うのです。
◎学び続けている教師に習いたい◎
ここからは個人的な希望ですが、私は「学び続けている教師に習いたい」です。最近は解剖学や教授法を学んでこられている教師の方が増えてきました。私自身、今現在お世話になっている先生方はそのような方たちです。若い世代の教師であり、現役ダンサーでもあります。私くらいの年代の教師の方でも常に情報をアップデートして教えてくださる方もいます。
今日もレッスンに行ってきます(*'▽')