50の手習い

大人バレエを中心とした毒多めの個人的な記録(*'▽')

誰の都合で「部活」が必要なのか考えてみたら?

今週のお題「部活」

 

公立中学校の「部活」も段階的になくなっていくそうですね。

 

「まだやっていたの?」というのが個人的な感想です。人の時間とエネルギーをタダで奪うの好きだよね、ニッポン⁉ 人によっては声高に「部活」の必要性を唱える方もいらっしゃいますが、よーく考えてみてください。誰のため、何のための部活だと考えるのか?本人が望んでいるならともかく、もしも望んでいないのなら必要のないものです。それを長い間「強制」してきたのは生徒のためではなく、管理する大人の側の都合だと思います。でも、先生のためではないですよね。その先、生徒たちが社会に出た時から「組織に忠実な犬」として社会の奴隷にするための教育だと思っています。

 

そもそも学校は勉強をするところ(-_-) それ以外の活動は外でやればいいんでない?子どもは忙しいの。

 

中学に入ると突然現れる「先輩」、「後輩」なんて概念小学校にはなかったはずだけど?先に生まれただけでやりたい放題OKなんて実にこの国らしいよね (-_-メ)

 

もう亡くなってしまった叔父が話してくれたことを紹介したいと思います。確か1979年の夏休み研究で「少年院の一日」についてインタビューした時のこと。

 

叔父は戦時中は軍に所属し、中国で終戦を迎えました。戦後は法務教官として矯正教育の現場で働いていました。まず始めに彼の口から語られた話は少年院のハナシではなく、通常の公立学校、特に中学校の問題点についてでした。

 

「日本の学校教育はね、軍がやっていたことと同じ、戦後も全く変わっていない」

 

「なぜ部活を強制するかって?朝から晩まで生徒を学校に縛り付けてクタクタにさせておけば、大人が管理しやすいからなんだよ」

 

「日本の学校は通いの刑務所と同じ。生徒の自由も個性も認めない。」

 

その当時、まだ小学生だった私にでさえ中学校の部活動が面倒なことは伝え聞いて知っていた。「強制」という点が信じがたかった。聞けば「高校進学の内申書に響くから」とかなんとか、意味不明だった。授業以外の課外活動まで強制されて、好きでもないコミュニティで先に生まれただけの先輩という名の素人に蔑まれながら活動するって、ムダの極みじゃない?と思ったものです。(中学受験したので「強制」からは免れました)

 

・・・「それはあなたが部活反対派だからでしょ(-_-)」と言われてしまってもおしまいじゃないよ! 少なくとも選択制なら文句は言わない。ただ、教科を教えている先生をタダで指導に駆り出させるのは反対(お金貰っても嫌でしょうけど)、過剰なまでの「先輩」「後輩」ナシ、指導するのは外部のプロ、それならいいよと言いたい。

 

ここまで書いて思い出した。BAさんの腰巾着が「部活万歳派」の典型のような人とにかく上の言うことを丸のみ自分でモノを考えない、自分のレベルを差し置いて「私は先にここに入ったから」と先輩面。なのに、たいせつな局面では逃げる。まるっきり量産型日本人の典型。こういう人を量産できればよかったんですかね、政府は(;´∀`)

 

BAさんの腰巾着、バチ当たる↓

harbory.hatenablog.com

 

結局最後は日本批判につながってしまうのは仕方ないですね。

学校は子どもたちが最初に出会う「社会」なのですから。

部活以前に日本の学校教育、50年遅れているそうですけど、大丈夫ですか~( ;∀;)