Ballet Opera2チャンネルよりお借りしました
マリインスキー劇場バレエ
「白鳥の湖」3幕より 花嫁候補のワルツ
約30年ほど前のこと。初発表会はバレエを始めて1年後、レベルも年齢もバラバラの6名で踊ったのがこの作品。衣装は一丁前に某バレエ団からお借りしたもの、しかし大人に関してはやる気のない先生の素人目に見てもダサい振付で踊ったことを記憶している。
これをその後もう一度別のスタジオで踊ることになった。その時の振付はこの動画のバージョンとほぼ同じ(プティパ=イワノフ版)。今考えればすごいことよ。しかも2度目は10代半ばのメンバー3名、あと3名のうち2名の大人は子供の頃からの経験者、という中に30になったばかりの初心者マークの私。ありえね~( ;∀;)でしたね。優雅に見せなくてはいけないので大変でした。
白鳥の湖 第3幕 花嫁候補のワルツ
曲:P.チャイコフスキー
背景 王子ジークフリートの花嫁を決めるためのパーティーに招待された花嫁候補たちの踊り。しかし、湖で出会った悪魔ロットバルトによって白鳥の姿にされてしまったオデット姫との再会をする予定の王子にとってこの姫君たちはお呼びでない客人達。誰一人として選ばれない、報われない候補者たちなのでした。振付も音楽も繰り返しが多く、次第に退屈さを感じさせるような雰囲気を醸し出しています。まあ、そうですよね、愛する人はこの人たちの中にいないのですから( ;∀;)
この3幕の中でもっとも退屈なシーンかもしれません。そしてこの退屈なワルツが終わると、悪魔ロットバルトに連れてこられた黒鳥オディールが登場、急に舞台が妖しい明るさに変化。2幕から時々居眠りしていた観客もここで再び目を醒まします。
個人的にはもう二度と踊りたくない作品のひとつです。
役柄的にも踊り的にも報われないのはもう勘弁~( ;∀;)
はじめての作品は白鳥の湖「花嫁候補のワルツ」でした。
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